
2025年3月16日
便利箱/小田
過去に同大会で2度優勝したチームがなく、参加12チームの内、どのチームが勝ち進むのか、見所が満載の2025年の新潟大会
今年も女子硬式野球新潟大会が開催される。
2018年に第1回大会が開催され、今年で第8回となる女子硬式野球新潟大会。第3回までは8チームが参加し、第4回で9チーム、2022年の第5回以降は、12チームが参加し、開催されてきた。
今年は、4月19日(土)と20日(日)の2日間、HARD OFF ECOスタジアム新潟、みどりと森の運動公園野球場の2会場で開催。
参加12チームを見てみると、地元・新潟の開志学園高等学校と新潟医療福祉大学の2チームを中心に、このほか高校からは、花巻東高等学校(以下、全高等学校を“高校”と明記)、福井工業大学付属福井高等学校、作新学院高等学校、秀明八千代高等学校、聖光学院高等学校、学校法人石川高等学校、東海大学付属静岡翔洋高等学校の7チーム。大学では、至学館大学の1チーム。クラブチームからは、BANDITS Girls、侍の2チーム。
昨年の第7回大会で優勝したのが花巻東高校。
花巻東高校は、MLBで活躍する菊池雄星選手や大谷翔平選手が卒業した高校で、男子野球部が全国区でよく知られています。 女子野球部は2020年4月に創部し、2022年の第5回大会から参戦。参戦3年目となった昨年の第7回大会の決勝戦で福井工業大学付属福井高校を10対3で下し初優勝しました。今大会では初戦で、秀明八千代高校と対戦。秀明八千代高校は、今大会初出場。いきなり、優勝チームとの対戦とあって、どんな戦い方をするのか注目したい。
昨年、準優勝となった福井工業大学福井高校は、昨年の雪辱を晴らしたい気持ちがあるだろう。昨年同様、初戦の対戦相手は新潟医療福祉大学。昨年は3対0で福井工業大学福井高校が勝利しているが、2年連続での初戦敗退は避けたい新潟医療福祉大学の戦い方が気になるところ。
今大会に、昨年と一昨年、準決勝まで進んでいる横浜隼人高校が出場していないのが残念だが、初出場となるBANDITS Girls、秀明八千代高校、聖光学園高校、東海大学付属静岡翔洋高校の4チームの戦いぶりにも注目したい。
この週末に、沖縄で開催される第12回女子硬式野球沖縄大会兼沖縄県軟式野球男女交流大会を皮切りに、2025年の女子野球のシーズンが始まりました。
ここ数年の間で、急激にチーム数が増えている女子野球、各地域で“女子野球”をきっかけに、女性の社会進出と社会での活躍、地域の活性化に注目が集まっています。
今シーズンの女子野球がどのようになるのか、皆さんにも沢山の情報をお届けしたいと思っています。