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Game Review:第26回全国高等学校女子硬式野球選抜大会、神戸弘陵学園高等学校が三連覇!!!

2025年4月7日

便利箱/小田

女子野球タウン加須市合併15周年記念、第26回全国高等学校女子硬式野球選抜大会は、神戸弘陵学園高等学校の三連覇で閉幕

過去最多の全55チームが参加し、9日間の日程で開催された「女子野球タウン加須市合併15周年記念第26回全国高等学校女子硬式野球選抜大会」は、東京ドームで決勝戦が開催され、神戸弘陵学園高等学校(以下、高校)の三連覇で幕を閉じた。


※2020年第21回大会は新型コロナウイルスの影響、2011年の第12回大会は東日本大震災の影響で中止となっている。


神戸弘陵学園高校は、2022年の第23回大会決勝で福井工業大学付属福井高校に敗れ、雪辱を期した2023年の第24回大会決勝で花巻東高校を退いてからの三連覇で、2014年の創部から11年の間で実に5度(2018年、2019年、2023年、2024年、2025年)の優勝を誇り、全国屈指の強豪校となっている。


本大会が初めて開催された2000年の第1回大会では、神村学園高校が優勝、福知山女子高校(2011年に福知山成美高校に統合)が準優勝となったが、以降、前述の2校を含む、埼玉栄高校駒沢学園女子高校花咲徳栄高校蒲田女子高校といった高校が2014年の第15回大会まで、決勝戦に名を連ね、優勝、準優勝の常連校となっていた。


2015年の第16回大会の決勝戦で、創部2年目の神戸弘陵学園高校が快進撃を見せ、決勝戦で京都外大西高校に敗れ準優勝となったが、以降は上記の通り、毎年必ず上位に食い込む常連校・強豪校となった。


今大会で優勝した神戸弘陵学園高校出身の選手の中には、クラブチームに入団した選手もいて、今後、どのような活躍を見せてくれるのか、注目していきたい。


今大会で準優勝となった履正社高校は、2021年の第22回大会の決勝戦で開志学園高校に敗れた雪辱、2017年の第18回大会以来の優勝を目指したが、悔しい結果となった。


履正社高校女子硬式野球部の創部は、神戸弘陵学園高校と同じ2014年で、3年目の2017年に優勝し強豪校に仲間入り。以降、着実に結果を残している状況を見ると、来年以降も、神戸弘陵学園高校と履正社高校は、上位に食い込んでくる実力を持った要注意チームと言えよう。


女子硬式野球の次の全国大会は、7月19日(土)から8月上旬にかけて開催される「第29回全国高等学校女子硬式野球選手権大会」。昨年の第28回大会決勝は、阪神甲子園球場で開催され、神戸弘陵学園高校が花巻東高校を破り優勝しているが、準決勝で履正社高校を破っており、今年度の選手権大会での履正社高校のリベンジに期待して、観戦してみたい。


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