
2025年4月28日
便利箱/小田
4/12(土)から開幕した、中四国のルビー・リーグ、白熱の熱戦が繰り広げられている!
今年で4年目を迎える中四国地区で開催されている中四国女子硬式野球連盟が主催する「ルビー・リーグ」、23団体23チームが参加し、より一層の盛り上がりを見せている。
「ルビー・リーグ」の名前は、宝石の「ルビー」から命名。ルビーの石言葉のひとつでる「情熱」を持って、この女子野球リーグが、プレーする女子野球選手たちの躍動する舞台となり、野球をする女子学生の「目標」となるようにとの願いが込められている。(出典:ルビー・リーグHP)
今年の「ルビー・リーグ」は、1部 、2部、3部・グループA、3部・グループBの4つのグループに分かれて開催。2026年度シーズンからは、1部=7チーム、2部=7チーム、3部=9チームで開催されることが決まっている。
これに伴い、入替戦のルールが改定された。
‐1部:
最下位チームが2部の2位チームと入替戦を実施
‐2部:
1位チームは、自動昇格
2位チームは、1部最下位チームと入替戦
6位チームは、3部3位チームと入替戦
最下位チームは、3部へ自動降格
‐3部:
1位(2チーム)が2部へ自動昇格
3位決定戦を実施
3位となったチームが、2部の6位チームと入替戦
1部の注目は、昨年2部で見事優勝し1部に昇格した瀬戸内ブルーシャインズ。4/26(土)に開催された初 戦で、昨年1部で優勝したIPU環太平洋大学Aを相手に6対6と引き分けている。第2戦は、5/25(日)にMSH医療専門学校と対戦予定。
2部の注目は、昨年の入替戦で残留となった新田高等学校(以下、高校)。昨年の戦績は12戦2勝と悔しい結果だったが、2勝のうちの1勝は、佐伯高校からの勝利。佐伯高校は昨年2部で3位となっているチームで、今年こそは入替戦にならない成績に期待したい。また、3部から昇格した10Carat Expressも、既に3試合を行い岡山学芸館高校と高知中央高校(2戦2勝)を相手に3勝をしており、実力を見せつつ昨年の勢いを維持しており、今後の戦績が気になるところ。
3部の注目は、初参戦の島根フィルティーズ、PRINCESS & VENUS(山口ヴィーナスとS-TIME PRINCESSの連合チーム)、吉備国際大学、尽誠学園高校の4チーム。中でも、尽誠学園高校は、男子硬式野球部が春のセンバツ高校野球大会と夏の全国高等学校野球選手権大会、合わせて18回の出場を誇っている名門高校。女子野球部も既に備前サンラッキーズと吉備国際大学と対戦して2戦2勝となっており、男子野球部同様、名門校の雰囲気が醸し出されている。
日本全国において、目立たずに隠れていた女子野球選手が活躍できる場が目に見えて増えており、目標や夢を持てる場となっている。「ルビー・リーグ」もその場所の一つとして、2025年から4チームが初参戦となり、より一層の盛り上がりが期待される。